フレグランスをまとうことで得られる安らぎは
大切な想いと確かに過ごした時間の心強さ
(2006.5.29)


私はここ10年くらい同じフレグランスを使い続けている。
甘さと爽やかさのバランスがとてもいいフレッシュフローラルで
香りのイメージとしてはスポーティなのだが
品のあるスタイルでつけると知的な女性を演出できると思っている。
フェミニンなスタイルでつけても女性をアピールできる。

このフレグランスは私にとって
顔をうずめたくなる香り、抱きしめたくなる香り、なのだ。

これは長年使い続けた結果なわけだが
愛用のきっかけはtea breezeの香りを彷彿とさせたことだった。

tea breezeとは、いわゆるtea sodaだ。
レモンティーソーダのこと。

何年かに一度商品化されてはすぐに姿を消す炭酸飲料としても
有名かもしれない。

昔、遊びに行くといつも自家製のtea sodaを出してくれた
母のお友達のおばさまがいた。
以前、営んでいた喫茶店でtea breezeという名で出していたメニューだそうだ。

おとなしい子供だった私は
母とそのおばさまが話に花を咲かせる横でtea sodaを味わいつつ
退屈しのぎにいろいろなものを観察していた。

黙ってじっとしているのは楽ではなかったが
あんな時間は嫌いではない。
ただそこにいることを許される安心感とでも言おうか。
私にとってはあれこそ自由な時間だったのかもしれない。

リビングにある置物やおばさまのアクセサリ
ときどき風になびくキッチンとの目隠しに掛けられたジャラジャラ。

ちょうど幼稚園に通う頃だったが、あの時代に見た光景は忘れない。
映るもの全てがドラマティックで
一瞬一瞬を切り取ってスクラップしておきたいような感覚だった。

おそらく、家庭以外の新しい世界を見始める時期で
子供ながらに新鮮な経験をすることが多かったのではないかと思う。
それで味覚や嗅覚も色濃く残っているのかもしれない。

最近では、このtea sodaは店頭でも見かけなくなり
私が口にするものでこのドリンクに一番近いのは
カクテルのTiffin & Gingerになる。

このドリンクにもたくさんの想いが詰まっている。
青いランプの光にはかなげなピアノの旋律。
徐々に白んでいく夏の夜空に
泣きたくなるほどの切ない感動を覚えた。

はじめてのBar timeだったからなのだろうか。
それとも、やさしめなTiffin & Gingerのせいだったのだろうか。

また抱きしめたいものが増えた。

そんなわけで、私の近くにいたことがある方は
tommy girlの香りが思い出されたでしょうか。












MODE: Paris gothic Scandinavian chic (2006.5.24)

今日はジャズが流れるカフェから
遠くでイナヅマが光るのを優雅に眺めていた。

生の自然であるのにも関わらず、何かのショーでも見るかのように。
そう、人工物のように。

正確に言うと、キケンなまでにさんざめく雷雨に
さらされたくなかっただけなのだけれど。
雨も強かったし、傘も小さかったし。

今日のお供はGINZAだ。
先日ヘアサロンでやや明るくなった髪を
バイオレットアッシュに染め上げるのに時間がかかり
この雑誌を読みきってしまった。

しかし、内容がよかったので購入した。
やっぱりインテリア特集に目が行く。
今月、WEBの仕事をするにあたって部屋のデスクを新調した。

今までは白いワークデスクでフレンチポップな部屋だったのだが
新しいものはウォルナット色のちょっとアンティークなワークテーブルにした。
それをパリシックに飾って気分を盛り上げたい。

ディプティックのキャンドルも新しい香り(エリオトロープ)を購入した。
最近、部屋ではバニラの香りのアロマを焚くのがモードだ。

理想はベッドを片隅に、部屋の中央にはワークテーブルを置いて
そこがワークスペース兼、カフェスペース兼、メイクスペースみたいなことにしたい。
それ以外の家具は置かずにシンプルなシェルフに本をのせ
黒にゴールドの飾りがついたラックに洋服を掛けて。

ワークテーブルに置くシャンデリアみたいなランプや
黒くてカットの素敵なグラスはないだろうかとEXPEDITION MODEを覗いていたら
ついつい洋服を買ってしまった。

ここ数年はあまり手に取らないタイプの服だったので
きっとお店を覗いても洋服には手を出さないのだろうと
高を括っていたが、ヘアスタイルをかえたせいか
私が着たい服しか並んでいなかったので困った。

そろそろセーブをしようとは思うけれども
大好きなものに囲まれると
とっても幸せ。

アイム マテリアルガール。












human relations のひろさは
自分の素直さに比例する。 (2006.5.23)


生まれたときから
大小いくつもの社会に属してきたわけであるが
円満な人間関係を築くことは私の中の永遠のテーマである。

くだらないプライドさえ捨ててしまえば
とっても楽になれるのだけれど
一方でそんなゆるさでは恰好がつかないと思う瞬間があるのだ。

それはクリエイティブであればなおさらのこと。

自分の美学を譲れない人間は
どうしたって他人との間に隙間ができる。
その空間が自分をよりドラマティックに映すと信じて疑わないからだ。

自分も、あの人も、あの子も、それからアイツも。

ちょっと滑稽だけれど
その滑稽さを笑い合える人とは
きっとうまくやっていけるのだと思う。

嬉しいことに、私の周りにはそういう人たちがたくさんいる。

鋭利な刃物のようなまなざしの私に慄きつつも
バカ正直な私を笑い飛ばしてくれる人たち。

そういう事をわかってくれる人たちとは
やはりいくつもの時空を重ねてきた。

しかし、どんなに望んでいても
全ての人といろいろなところへ一緒に行って
多くの時を過ごせるわけじゃない。

私はもっとより多くの人に
脚色のない自分を見せる努力をしないといけない。

一人きりで生きていくつもりもなく
生きていけるとも思っていないのであれば
この努力は義務なんじゃないかとさえ思う。

以前、友人に
わかる人にだけわかってもらえればいい作風、性格だ
と言われたことがある。

自分自身も作品の一部。
自分を創りこんでいたので限界があったのだ。

そのときは、そのとおりだと思って
なんの疑問も抱かずにいたが、少々問題である。

極端に言えば、作品は虚構なのだ。
作り物の私が他人と関係を深めていって
ズレが生じてしまうとどうにもならない。
世界を狭めることになる。

human relations は生きた証である。
私は自分に少しでも関わりのあった人のことは
その人の生涯が終わってしまったとしても絶対に忘れたくない。
確かにその人がいた証。
そういうかけがえのない感情や記憶を
関わった人たちがお互いに持ち続けていくような世界に生きていきたい。

関係の糸を紡いで絡ませあっていくのが人生。
だから、human relations を狭めるようなことは
無条件にしてはいけないと考えている。

実際は身近な人を大切にするのだって難しくて、素直にはなれないのだけれど。

頭ではなんでも良くわかる私は
今まで散々素材が重要であることをアピールしてきたが
実際はデコラティブなまでの装飾が施されている。

強いて言えば、これが私の若さだ。
あるいは性格なのかもしれない。

いずれにせよ、理想を追い求めては追いつかず
一生を通して小細工好きな女子であるのは間違いない。

人間はそう簡単に変わらないのである。
そこは人間らしく、妥協しよう。


鼻で笑ってくれても構わないと思う。












肌のツヤは雄弁に語る (2006.5.19)

つやたま肌は女子にとって永遠の憧れである。

なのに、これっぽっちも興味のない男に限って肌が綺麗だったりするので
勇気がなくなって良くない。
そんな悩める女子たちに是非紹介したいのがアクアラビューである。

私の中でオススメしたいスキンケアは2つあって
まず、アルビオンだ。

肌質に合わせて3タイプから選択可能なミルクやローションを
惜しげもなくコットンで肌になじませる。
ミルク・ローション・美容液がベーシックなケアで
有名ではあるが、ミルク→ローションの順で使うのが特徴だ。

アルビオンを使うまでは
スキンケアは、大抵のものが変えたてはすごくよい気がしても
しばらく経つとさほど効果を感じなくなるものなのだろうと思っていたが
良いものはどれだけ使ってもよいと実感した。

私の知りうる限りの使用者には様々な肌タイプの人間がいるが
皆、大満足の模様。

しかし、良いものは値段も良い。そして、肌が甘える。

日ごろからのケアが大事であるのがお肌なのだが
背に腹はかえられないので
何かトラブルが起こったときに、集中的にケアをしたいときは
アルビオン戻ってくることにして
日常的に安心して使えるものはないだろうか。
お財布にもお肌の自活力にも強くて優しいものはないのだろうか。

そう思いつつ、アルビオンを我慢して1年半ほど経って
今回オススメのアクアラビューを見つけた。

これも使い方が独特で、これ一本で、洗顔・保湿ができる。

乾いた顔に直接アクアラビューをオン。
マッサージをしつつ水で洗い流す。これで洗顔は終了。
あとは、化粧水の要領でアクアラビューをお肌に薄くのばす。
ケアは以上で終了だ。

帰宅後のお肌には
くったり肌にまとわりついたメイクをいつものクレンジングで落としたら
いつもの洗顔フォームやソープにアクアラビューを少量混ぜて洗顔してから
上記の要領でアクアラビュー洗顔をして、仕上げにアクアラビューをつけておく。

主成分は不純物を極限まで除去した水・マイクロクラスター水で
肌を潤すヒアルロン酸・コラーゲン・海藻エキスがたっぷりと含まれており
テクスチャはトロリとしている。
冷蔵保存をすることが好ましいということでヒヤリとする感覚も気持ちが良く
ついつい頻繁に洗顔したくなる。

それがアクアラビューの良さでもある。
アクアラビューは「つけて補うスキンケア商品ではなく、
洗って汚れをきちんと落として肌を活性化させるスキンケア」なのだそうだ。

私はより保湿力の高いアクアラロイヤルを使っているが
お肌の水分バランスは割と保てているようで
チープケアをしてしまったときのツッパリ感や脂浮きなどを感じることはない。
(※最後に化粧水としてつけておく量が多すぎると化粧崩れはする)

なんと言っても肌が自分の力で生きているのがわかって良い。
使い始めてから1年半は経ったが、お肌にとって空気のような存在で
当たり前の状態を確実に保ってくれている、という感じだ。
これからも日常的に使っていくつもりでいる。
皆さんも肌の活力とクールな心地よさで疲れを癒してみてはいかがだろうか。

仕事に追われてなかなか会うことができず
誕生日すら海外出張で迎えたであろう友人のところにも
こっそり送っておいた。

human relations に揉まれてくたくたになっている友人にも
是非お試しいただきたい。

私の中で文句なしに肌を白く美しくしてくれるスキンケアと言ったらアルビオン以外ない。
しかし、その1/5の価格で肌を健やかに保ってくれるのがアクアラビューなのだ。

keep cheering.











無いものを有ることにして
思い悩んでしまう人間の滑稽さに
どっぷりと浸るのも悪くない。 (2006.5.12)


先日は体調を崩したためゆっくりと休日を過ごして
ちょっとした買い物があったので夕方外に出た。

そういう外出の時は必ず
雑誌を持ってカフェに立ち寄ることにしている。
いつもと同じように用事を済ませて
SPREを片手にカフェへ向かった。

誌面に広がるファンタジーなクローゼットに
今夏のベストバイアイテムを物色し
定番ではあるが、スリムジーンズに合う
軽やかなトップスを購入しようとラフを描いていたら携帯が鳴った。
大学卒業以来、一度も会っていなかった友人からだった。

彼女とはゼミが一緒だったり
クリエイティブな面で活動をしていたりと
話の合う部分が多く、何度か出かけたり
彼女の出るお芝居を観に行ったりした。

三年ぶりの彼女は
今どんな顔をしてどんなことを話すのか
とっても興味があった。

内容はもちろん「お茶をしよう」。
突然のしかも電話でこんなこと言うのは相変わらず非常識人だなんて
彼女は笑っていた。

しかし彼女は
私が人と会う予定を最優先させるのを覚えていたに違いない。

電話から 20分後に二人が居た場所の中間地点の駅で落ち合った。
彼女の顔は笑っていたのだけど
沢山のショップバッグを抱えて疲れたと言った。
きっと逃れられない何かを背負って息苦しさを感じていたのだろう。
同い年だから、よくわかる。

閑散とした夜九時の町だったが偶然にもの働く駅だったので
早すぎるけれど様子を見に行くつもりでそのお店に入った。

彼はいつもどおり屈託のない笑顔で無邪気に出迎えてくれて
私たちに彼なりのおもてなしをしてくれた。

彼女の表情も徐々にやわらかくなって
今までのこと、今のことを
ぽつりぽつりと話してくれた。

自らの呼吸さえも意識してしまうかのように
自然な流れに身を任すことができない私たち特有の悩みだ。

どうやったら、両親みたいな大人になれるのだろうか?
経済的に、精神的に。
わからないことばかりが山積みになって
その陰は心の中で不安に見える。

表現豊かな彼女は
光も影もすべて感じたことをしなやかに表現しようとする。
だから形のないものを積み上げても陰はできないことにも気がついている。

解決策があるとかないとかの話しではなく
問題なんてどこにもないのだ。

ただ、今、25歳なだけだ。
上にも下にも属せない中途半端なポジション。
だたそれだけが、形のないものを積み上げてしまうのみで
今までどおり、今持っている自分の社会論・平和論・人間論で
未来像を構築すればいい。

それ以上のものはなく
そうやって時を積み重ねれば
確実に未来はやってくる。

今はどういう軌道に乗れば
ぎこちなくない日常を送ることができるのかわからずにいる。
もちろん正解はなく
自分の思いのまま選ぶことができるから
悩んでしまうのだけれど
30代の人は皆言う。
これは 20代特有の悩みだと。

例えば30歳になって、思い描いたようになるかどうかは
今の決定にかかっているのではなく
これからの 5年間の日々の瞬間にある。

日々、その5年間のたった 1824分の1の重さにも耐えられない人間だろうか。

自分が胸を躍らせることができる瞬間をたくさん持とう。
彼女とはそんな約束をした気がする。
あっという間の 2時間だった。
またお芝居に誘ってもらおう。

一緒にこういう話をした人には
ただ歩む勇気をお土産に持って帰ってもらえたらいいと思う。

そんな人間である努力も人間論にくくって、
作り上げる未来像ポケットの中へ入れておこう。

ポケットは膨らむばかり。













ファッションがID(アイデンティティ)であることは
ある程度認めないといけない。 (2006.5.10)


私はファッションはアイデンティティじゃないと言い張るタイプだ。

なぜならば、私にとって「ファッションは気分だから」。
そのとき着たいものを着るということを美徳としている。
もちろん、そのときの着たいものが「自分らしい服」というテーマであれば
ファッションはIDということになるだろうけれど、一時的なものである。

理由はそれだけだ。
ファッションをIDとしている人たちを否定する気は毛頭ない。

そのときに着たいものを着るなどというと
一見、ロハスなイメージではあるが
それは決してこだわりを持たずにあるものを着るということではないので
とても大変だ。

ワードロープに統一性がないと気回しが利かず
アレコレ揃えようとして洋服代がかかったり
洋服代をケチると、曖昧なコーディネイトになったりして
経済的にも精神衛生上にも「不健全で持続不可能」になる。

それでも、学生の頃はさほど問題はなかった。
学生にそれなりのクオリティを持つ服を着る必要性はないわけで
純粋にデザインさえよければ安い服でもよかったからだ。

しかし社会ではそういうわけにもいかない。
やはりアイデンティティが服を着るのだ。
どうしても、このクラスのものでないと格好がつかない、や
クライアントに合わせてこのブランドを選ぼうということがある。

これではファッションを楽しめない。
私としては洋服はある程度の品質があればブランドよりデザインである。
そしてできれば高いより安いである。

そんなことがあって、また別の方向から
ファッションはアイデンティティなのだな、と思った。

そのようなフラストレーションを日々募らせる私だったのだが
仕事も 3年目に入り、近々転職をすることになった。

本末転倒ではあるが、これで再び着たいものを基準に
ファッションを追求できるなどと、心躍らせている。

本日は休みなので
学生の頃のように掘り出し物を見つけに出かけてくる。
Bagと靴は必ず見て、あとは帽子を物色してみようかと思う。

ちなみに、この呪縛から解き放たれて一番初めにチェックしたのはこのショップだ。

ただいま、[ And A ]














人生の種蒔きと next stage の向こうにある
再会 (2006.5.5)


今までの人生でいくつもの出逢いを経験してきて
そのどれもが素晴らしいものだったのだけれど
最近、もう一度出逢えることの感動を知った。

意図した空白の期間ではなかったが
しばらく会わない時期があってから再び付き合いだした人たちには
ずっと付き合いのある人たちとはまた違う信頼を感じる。

時空を越えた関係、などというと聞こえがいいのでそう表現するが
そういう人とはどこでどのような人生を送っていても
一生疎遠になることはないような気がする。

もっとも、多少の差はあっても
家族以外の殆どの人間が
日常で再会を繰り返しているのだけれど。


先日、行きつけのBarに勤めていたスタッフが
お店をやめることになった。

数ヶ月間のスポットスタッフだったので
私も数回しか会ったことはない。

ただ、会えば姉のように慕ってくれる彼には
挨拶をしておこうと思い、一冊の本を託してきた。

パリジャンたちの庭と花
私はいつか空間をデザインすることがあったら
庭の要素を取り入れたいと思っている。

ガーデンを併設する建物でもいいし
建物の中に木が植えられていてもいいと思う。
そのときに素敵なエキスパートがいたら心強い。

大学生の彼は飲食店への就職が決まっているようだ。
専攻は偶然にも緑地環境系。
自分で選んだネクストステージの向こう側に
いつか再会があればと思っている。

以前同じお店に勤めていたスタッフにも
フラワーアレンジメントの本を託した。
その彼は今ワインに携わっている。
おもてなしの心はお花に目を掛けることに通ずると思う。

感動のスペクタクルは一人では創造できない。
だからこんなふうに種を蒔いている。

他力本願でしょうか?












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